今期のToTAL科目「リーダーシップ・フォロワーシップ実践I/II(F)」の内容となるProgramming Boot Camp/Developing Phase第1回を2020年12月5日に行いました。

・科目名/Course:TAL.W602-02リーダーシップ・グループワーク実践I/II(F)
・プログラム名/Program: Programming Boot Camp/Developing Phase #1
・開催日時/Date & Time: Dec. 5th, 2020, 10:00-18:00
・ファシリテーター/Facilitators: 上野潤一郎、金翔海、今橋陵、京極直丈、佐々木将之(株)ギルドワークス

Programming Boot Camp (PBC)/Developing Phase第1回を,12月5日(土)に実施をしました。今期のProgramming Boot Campは、今回と、12月11日-13日に行う3日間合宿の4日間の集中講義(演習)となりますが、本Development Phaseに先立ち、Java, Vue JSなど、本Development Phaseで行うweb application開発に必要なCodeや考え方のトレーニングを希望する学生に対し、単位対象ではないLearning Phaseを、10月から約2週間おきに4回開催がありました。Development Phaseに参加するメンバーの殆どは、Learning Phaseに参加したこともあり、各チームのメンバーはすでに顔見知りになったし、開発テーマについても多少はbrush upが進んでからの、本番でもある今回のDevelopment Phase第1回に臨みました。
尚、新型コロナウィルスの蔓延状況が少々進行したこともあり、今回は念には念を入れてon-lineでの開催となりました。コロナの感染者数、重症者数が増えてきているので来週からの授業の為にも手洗いうがいを心がけていきたいですね。

さて、今回の流れの概略は下記の通りでした。
ワークショップは、主に、ギルドワークス・佐々木さんのファシリテーションで行われ、2.(簡易)仮説キャンパスの作業からは、各チームごとにBreakout Roomで作業を行い、各チームの部屋にギルドワークスの皆さんが出入りしてサポートしてもらう形式で進みました。

1.プレゼンテーション:
各チームの開発テーマ、開発したい項目を中心に、各チームより5分間ほど説明を行いました。各チームの開発したいweb applicationとメンバーは下記です。

2.(簡易)仮説キャンバス:
仮説キャンバスは、各々のチームが自分たちの作るものを検証する事で、自分達がチームとして分かっていることと分かっていないことを明らかにしてくれます。

3.ストーリーマッピング:

自分達が作るものがその使用者の感情にどの様な影響を与えるかを3つのストーリー;(1)プロダクトの全体像を表現するストーリー、(2) 潜在顧客がはじめて顧客になるまでのストーリー 、(3) プロダクト利用体験ストーリーを想像し、それぞれ7つのプロット;(1)状況説明、(2)事件や問題の発生、(3)盛り上げ、(4)危機、(5)クライマックスと解決、(6)落とし込み、(7)エンディングを、作成します。今回は、(1)プロダクトの全体像を表現するストーリー、について各チームで作成しました。

4.ストーリーボーディング
アプリの使用者の行動を考えて、アプリの必要な画面を洗い出したり、出来上がったストーリーボードを用いてユーザーに使ってもらえるかどうか確かめました。

各ステップでギルドワークスの方々からフィードバックを受け取ることで自分達が進むべき方向が以前よりも明快になったのではないかと思います。来週からの、実際のweb application開発に際し、何を実際に開発していくのかが、より明確になったと思います。

それにしても仮説キャンバスやストーリーボードは話合いなどをする時に非常に便利な道具になるように感じました。各々が考えていることや持っている情報量、向かっている方向がそろっていくような感覚でした。義務教育で教えてもらいたかったですね。

最後にギルドワークスの方々毎回丁寧に説明をしてくださりありがとうございます。
質問の回答も丁寧で仏様のようです。

(文責:多田駿介 理学院数学系数学コース M1 OPEN参加)