リーダーシップ教育院長

教育院長挨拶 教育院長 井村 順一

リーダーシップ教育院は、本学の大学院、特に博士後期課程の修了者がそれぞれの専門分野を越えて社会の課題を解決に導く「知のプロフェッショナル」として活躍できることを目指し、そのための能力を養う学位プログラムを実施する組織として設置されました。本教育院を本務とする10名の教員と、各学院から本教育院における教育に協力する13名の教員からなる教育組織として、平成30年4月から活動を開始しています。この教育組織は、同じく平成30年度から始まる文部科学省の卓越大学院プログラムの教育課程に科目を提供する「リーダーシップ能力養成の全学共通プラットフォーム」としても設計されています。

リーダーシップ教育院の教育内容は、ひと言でいえば、社会の人々との合意を形成し、それを形にするため、周囲の人々を巻き込みながら自身の能力を最大限発揮できる素養と、社会からの信頼を得るために必要な幅広い教養を身に付けることにあります。こうした教育内容は、本学が採択された4つの博士課程教育リーディングプログラムの教育課程の実績を踏まえ、博士後期課程修了者が「知のプロフェッショナル」として社会で活躍するために必要な能力とその養成方法を、足掛け3年にわたって検討し決定されたものです。とはいえ、全く新しく始まる教育課程ですから、試行錯誤はつきものです。本教育院で学ぶ学生たちの成長状況を社会の皆様にご覧いただき、ご批判を頂戴しながら、より実効あるものに高めて参ります。

本教育院のもう一つの特色は、他大学の大学院学生にも門戸を開く計画があることです。「知のプロフェッショナル」として社会で活躍するための能力を養うには、専門分野や志向・背景の異なる学生が一つに集まり切磋琢磨する環境が重要です。そのために、他大学の学生にも本教育課程に参加いただくことを予定しています。最初は小規模な教育組織ですが、本教育院が世界を牽引する人材養成のハブとなれるよう努力していきます。

本教育院に集う学生たちはこれから様々な活動に取り組んでいきますが、彼らの真の活躍の舞台は課程修了後の社会です。その意味で、学内外の皆様、特に産業界の皆様の末永いご支援を切にお願い申し上げます。