リーダーシップ教育院(ToTAL)では、2023年5月19日(金)18:00-20:00に、認定NPO法人難民支援協会の可部 州彦氏をお迎えし、「ダイバーシティ&インクルージョンのための協働リーダーシップ:日本における難民雇用の 持続可能な変化の実現」と題して、講演を行っていただきます。
前回の開催同様、対面とオンラインのハイフレックス形式での開催を予定しております。
また、今回はGlobal Leadership Cafe講演シリーズでは初めて日本語での開催を予定しており、オンラインで元ToTAL登録生のSylvia Leoさんに逐次通訳を行っていただく予定です。
【ゲストスピーカー】
可部 州彦(かべ くにひこ)

・認定NPO法人難民支援協会(JAR) 定住支援部マネージャー
・明治学院大学教養教育センター 非常勤講師・付属研究所研究員
・内閣官房(内閣官房副長官補室)難民対策連絡調整会議の第三国定住による
難民の受入れ事業の対象拡大等に係る検討会委員
・JICA(独立行政法人国際協力機構)シリア平和への架け橋・人材育成プログラム副統括
【イントロダクション】
- 世界中で難民/避難民の背景を持つ人々が1億人を超え、コロナや物価高など足元の環境は絶えず変化し、
当事者が直面する課題は複雑性と不確実性が一層増す。このような状況で、支援者が個で問題解決をする
ことが非常に難しく、外部と連携しながら問題解決に向けてリーダーシップを発揮することが期待される。 - 難民支援協会(JAR)で就労支援チームを立ち上げ、2022年で10年が経った。この間、難民申請者、
第三国定住難民、シリア、アフガン、ウクライナなど様々な難民の就労支援に携わってきたが、現場で
求められるリーダーシップ像は大きく変わった。これまでのリーダーシップは個人の在り方が大きな論点
だったが、現在は組織や環境の在り方に重きがおかれている。つまり、誰もがリーダーシップを発揮し、
活躍できる環境である。 - 本講座では、日本の難民受入、特に難民の就労支援から見える現状と課題を示しつつ、経済的自立を
達成するに求められるリーダーシップ像の変容と今後の可能性を皆さんと考える機会にしたい。
【参加方法】
対面参加・オンライン参加共に、以下のGoogle Formsより参加申込を行ってください。
■参加申込フォーム:https://forms.gle/mmQ5xLC5pdYAJrWn8
【開催概要】
- 開催日時:2023年5月19日(金)18:00-20:00(JST/日本時間)
- 開催場所(対面):東京工業大学大岡山キャンパス 三島ホール(石川台7号館(ELSI-1)
*対面参加者定員:約50席 - 開催方法:対面およびオンライン(Zoom)*
*オンライン参加者にはZoomのURLを後日ご案内いたします。 - 対象:本学学生、教職員、学外一般
- 言語:日本語(オンライン逐次通訳あり)
- 費用:無料
- 主催:東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)
【フライヤー】