2025年1Q2Q開講のアントレ科目((修士・博士)リーダーシップ・グループワーク実践Iおよび学士価値創造グループワーク実践)のコンテンツである「リーン・ローンチパッド・プログラム(LLP)」でSteve Blank Awardを獲得した「Tsubame Lab(リーダー:楢崎、電気電子M2)」が、2026年2月25日に行われたLLP全国大会2026北海道に参加し、全国各地で行われているLLPから参加した16 チームの頂点に輝きました。Tsubame Labは、会社設立の際に、主催者のスタートアップブレイン株式会社より、100万円の出資を受ける権利を獲得しました。

Tsubame Lab
研究者の時間の半分以上を占める生化学実験作業を自動化し、研究者が創造性を発揮できる時間を最大化することを目的に、繰り返しが多い科学実験作業を外部委託できるCloud Lab事業を目指しています。米国ではすでに同様のサービスが始まっており、日本でも市場の拡大が期待されていますが、費用、設備、そしてNot-invented-hereの価値観が未だ広まっており、そこの打破をまずは行うため、open sourceをベースとした自動機器の提供を手始めに行い、その上で、外部委託ラボ・サービスの提供を目指します。LLP全国大会では、「ラボの再現性と⽣産性を根本から変える「インフラ」をつくる」をビジョンにプレゼンを行いました。 審査員からは、将来的な事業スケールの大きさ、そして同社のビジョンに高い評価が得られ、「かつてAmazon AWSが事業提案をしたときと重なる」等のコメントも寄せられ、審査員全員一致で選出されたとのことです。
リーン・ローンチパッド・プログラム(LLP)
米国シリコンバレーの連続起業家で、スタンフォード大学でもLLPを行なっているSteve Blank氏が提唱した事業化検証プログラム。課題設定、仮説検証とピボットによるアーリー・アダプター発掘による顧客開拓実践、そして、ビジネスプランの作成と、新規事業創造の本質が詰まったプログラムであると同時に、「アントレプレナーシップ」を効果的に醸成できるプログラム。日本では、堤孝志氏(スタートアップブレイン株式会社代表取締役)が、日本でのLLPを主宰しており、2013年の本学(当時、東京工業大学)でのプログラム開催開始を皮切りに、これまで、全国の大学・地方組織・企業で、同プログラムを展開している。
本学では、2013年からグローバルリーダー教育院(AGL)の科目として、2018年からリーダーシップ教育院(ToTAL)の科目として開講。そして2025年度からはアントレプレナーシップ科目の一つとして全学生向けに開講している。学士課程学生も大学院生も受講できる科目として毎年1Q2Qに開催している。
LLP全国大会
2023年度より年1回、堤氏がCEOをしている株式会社スタートアップブレイン主催で開催している。全国の大学、文科省プログラム、地方組織で行なっているLLPの優勝者を一堂に集め、もっとも新規事業としての社会的インパクト、蓋然性の高さを競い、最優秀チームを決める。第1回は本学で開催(https://startupbrain.jp/news/zOGsMU2K)し、15チームが参加。本学LLPからはオフィカジ(吉本、岡部、藤井、石井、森川、中川)とZeusera(加藤、岩松、金子、吉岡(ウェザーニュース))の2チームが参加し、オフィカジが審査員賞を獲得した。第2回は京都で開催(https://startupbrain.jp/news/hkzjzMeo)し、17チームが参加。本学LLPからは、Ukanomi(東、秋葉、湯浅)が参加し、審査員賞を獲得している。
今回の第3回は、2026年2月25日に、スタートアップ・ブレイン株式会社(http://startupbrain.jp/と一般社団北海道マルチテック・クリエイティブ協議会(https://www.hmcc.jp/)との共済として札幌で開催。地域の大学生をメンバーとする北海道、長岡、京都、長野等の地域プログラム、早稲田、同志社、島根大、近畿、そして本学等の大学単位プログラム、Tongali/GTIEなど、文科省主催のプログラムなどから、各プログラムの代表チーム16チームが参加した。毎回、審査員賞と最優秀賞が、審査員により選抜される。 なお、来年2026年度は、2027年2月ごろに長岡での開催が予定されている。

問い合わせ先
アントレプレナーシップ教育機構 リーダーシップ・価値創造教育実施室
e-mail: lead.innov_edu@cee.isct.ac.jp

