Programming Boot Camp/Learning Phase第3回を2020年11月14日に行いました。

・プログラム名/Program: Programming Boot Camp/Learning Phase #3
・開催日時/Date & Time: Nov. 14th, 2020, 13:00-18:00
・ファシリテーター/Facilitators: 上野潤一郎、金翔海、今橋陵、京極直丈(株)ギルドワークス

Programming Boot CampのLearning Phase第3回を,11月14日(土)に東工大大岡山キャンパスで実施しました。全員マスク着用、アルコール消毒、Social Distance、換気に考慮しながらの授業となりました。

さて、今回は主に
・どうやってログイン機能やユーザー登録機能を付けるか
・どうやってサーバーとのデータやり取りを設定するか
について学びました。

ログイン等の認証機能を付属するために最初に行ったのは、Firebaseというサービスの利用環境構築です。

Firebaseとは、認証機能を提供してくれるサービスの1つです。これを用いるだけで、大幅に作業が簡単化してしまいます。

例えばログイン動作でメールアドレスとパスワードの認識をするための関数が、Firebase内に存在しています。名前を「createUserWithEmailAndPassword」。なかなか直接的な名前の関数ですが、これを用いると一発で認証システムが構築できるのです。

次に通信が出来るよう環境設定をした後、サーバ・データベースを用いながら認証システムを組み込む流れを学んでいきました。

また、ログインしているか否かで画面が変化する小技も学習しました。これにもFirebaseの関数が活躍しました。ここでまた、firebase.auth().onAuthStateChanged()という、長すぎる関数が登場します。初心者の我々を十分恐怖に陥れるほどの迫力があったのではないかと思います。かくにも、このFirebase元の特殊な関数により、ログインしているかどうかを判別することが出来るようになったのです。

以上のようなことを学んでいきましたが、ギルドワークスの方々は非常に優しく、一人も後れを取らないように目を配りながら指導して頂いていたように感じました。特に私は沢山の質問を投げかけさせて頂きましたが、一つ一つ丁寧に対応して下さりました。仏様でしょうか。ありがとうございました。


総じて、今回と前回のレクチャーにより、大抵のWebサービスの中身で一体何が起きているかまでは理解できたのではないでしょうか。まだ1からコードを記述するまでには至りませんが、今後実際に製品を作成しながら更に深く学んで行けたらと思います。

(文責:下山達大 工学院電気電子系エネルギーコース M2 ToTAL2期生)