ToTAL科目「リーダーシップ・グループワーク基礎」対象のワークショップ「リーダーシップコアプログラム(第1回)」を2025年5月10日に行いました。
科目分類・科目名 | リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成 |
科目名 | リーダーシップ・グループワーク基礎 |
プログラム名 | リーダーシップ・コアプログラム |
ファシリテーター | ・嘉村賢州:特定非営利活動法人 場とつながりラボ home’s vi 代表理事 ・松崎由理:東京科学大学 リーダーシップ教育院 特任准教授、博士(学術) |
開催日時 | 2025年5月10日(土)10:00-17:00 |
開催場所 | S4-202、南4号館2階、大岡山キャンパス |
内容紹介
アクティビティ1:Map making
与えられた難題な課題に対して、参加者同士でコミュニケーションを取り、グループで協力し課題を解決していきます。
このワークショップは、与えられた情報をもとにグループで協力し、1つの「正解Map」を導き出す体験型のプログラムです。各参加者には4~5枚程度の情報カード(ヒント)が配られ、それぞれが自分の持つ情報を正確かつ分かりやすくグループメンバーに伝え、他のメンバーの情報も的確に理解しながら、チーム全体で正解を目指します。情報を「伝える力」と「聴く力」を同時に養い、リーダーシップやチームワーク、論理的思考力といった実践的なスキルを身につけることができます。



アクティビティ2:Book dialogue
読書を通じた対話形式のワークショップで、リーダーシップの多様な視点を探求します。
このワークショップでは、1人で1冊の本を読むには時間がかかるという悩みに対し、効率的に内容を理解する新しい読書スタイルを体験できます。参加者は1冊の本を分担して読み、それぞれの担当部分を要約・整理したうえで、内容をプレゼン形式で共有します。その後、全員でディスカッションを行い、疑問点の共有や理解の深化を図ります。これにより、短時間で1冊分の知識を効果的に習得できるだけでなく、情報整理力や発信力、議論を通じた読解力も養うことができます。



感想
この2つのワークショップを通じて、自分の中で新たな気づきや発見が多くあり、大きな成長を実感することができました。情報カードを使ったワークショップ(Map making)では、限られた情報を正確に伝えることの難しさや、相手の話を注意深く聞くことの大切さを改めて認識しました。グループで協力して1つの正解を導き出す過程は非常に刺激的で、チームワークやリーダーシップといったスキルも自然と鍛えられました。
一方、読書のワークショップ(Book dialogue)では、1冊の本を分担して読み、それぞれの視点から要点を共有し合うことで、短時間で内容を深く理解できるという効率性を強く感じました。また、情報共有やディスカッションを通じて、他の人の考え方に触れることができ、自分の理解の幅も広がりました。
どちらのワークショップも非常に有意義で、また機会があればぜひ参加したいと思えるものでした。自分の成長を実感できる貴重な体験だったため、ぜひ他の人にも参加を勧めたいと思います。
追記:今回、私はTAとして参加させていただきました。グループ内の皆さんが初対面でしたが、初対面の人でも楽しく参加することができました。「違う分野の人と知り合いたい」、「友達を増やしたい」、「グループワークに興味がある」など少しでも興味を持った人がいれば、普段の授業ではなかなか味わうことがないワークショップだと思いますので、是非参加してみてください!初心者の人にもかなりおすすめのワークショップです!
報告者
生命理工学院生命理工学系D1、ToTAL第6期生 村尾侑大