Effectuation Workshop 概要
これまでの多くのイノベーション創出・新事業創出の方法論は、「目標」を明確にすることが立脚点でした。デザイン思考・システム思考しかり、未来洞察もこの範疇です。でもこれが全てでしょうか?最初に目標を設定するのではなく、今ある手段から新たな可能性を想像していく、従来とは逆のアプローチ方法も実は現実的に多く起こっています。不確実で将来の予測がまったくできないVUCA時代では、手持ちの手段から新しいゴールを発見していく問題解決型アプローチである「エフェクチュエーション」が、最近特に、注目されています。
ToTAL/OPEN Programsでは、この傾向をいち早く取り入れ、半日のワークショップとして提供し、皆さんの思考方法の引き出しを、広げて欲しいと思います。
既に「デザイン思考」や「未来洞察」等を経験された方には、特におすすめのワークショップです。


1.ワークショップ開催日程等
日時 | 12月23日(土)13:00-18:00 |
場所 | 大岡山キャンパス 南4号館2F S4-202 |
定員 | 30名程度 |
参加申込資格 | 学士課程学生・大学院生 |
使用言語 | 日本語/英語 |
ワークショップ・ファシリテーター | 株式会社スケールアウト 飯野将人(共同代表)、山形啓二郎(共同代表)、絹川輝和(ユニゾンリーダー) |
参加申込 | https://forms.gle/6oq2H5JSAxjhS84s8 |
2.ファシリテーター



飯野将人/Masato Iino
連続起業家、ベンチャー投資家、イノベーション加速支援者。
㈱スケールアウト共同代表
山形啓二郎/Keijiro Yamagata
ベンチャー投資家、イノベーション加速支援者。
㈱スケールアウト共同代表
絹川輝和/Terukazu Kinukawa
イノベーション加速支援者。
㈱スケールアウト ユニゾンリーダー
ファシリテーターからのメッセージ
研究生活ではとかく「how to solve」ばかりに気が取られがちですが、より意義のある問題や新しい視点を見つけるためには、立ち止まって「what problem to be solved」「why I want to solve it」を考えることが大事です。このワークショップでは自分が生きてきた時間や場所、経験を棚卸しして仲間と共有し「what」「why」について考えることを通じて、自分の内在的な可能性を再発見するワークショップです。
当日は、3〜4名のグループのなかで「表面的でない深い自己紹介」で自分の好みや夢、オン・オフを通じて動員できる知的・人的なリソースを共有しあうことで「何がしたいのか」「そのためにすでに自分およびグループに備わっているリソースはなにか?」を可視化していきます。そこから自分たちが「やりたいこと」と「できること」の接点を探ることで、自分たちが提供できる価値(=内在的な可能性)を見つけます。
問い合わせ先
質問・相談はいつでも受け付けます。
リーダーシップ教育院 特任教授 山田圭介
e-mail address: yamada.k.be@m.titech.ac.jp
Office: S6-309B