概要

ToTALでは、中間審査(QE)を通過し、博士後期課程に進学した学生に、修了審査の1年前を目途(目安としてはオフキャンパスプロジェクト/異分野研究プロジェクト終了後)に、オンラインで学外アドバイザーとの面談を行っていただきます。

該当する学生には、学外アドバイザー面談の半年程度前を目途にToTAL事務室より連絡いたします。
早期卒業を予定している方や実施時期に関し個別のご相談が必要な方は、ToTAL事務室にご連絡下さい。

「My Leadership」についての発表

発表時間20分程度 (その後20分程度 Q&A)
出席者学外アドバイザー(3-4名)、ToTAL教員(3-5名程度)
実施方法オンライン(Zoom)
発表形式自由
言語日本語または英語

1.目的

(1) 自身が将来やりたいことを明確化する第1歩とする
(2) 自身の意思を他者に理解できるように説明し、その価値に理解を得る
(3) アドバイザーから、将来リーダーシップを発揮して新たな価値を生み出す際の、より広範な視点からのアドバイスをもらう

2.プレゼンテーションの内容に含めることの例

「リーダーシップ」という言葉は広い意味で使われ、人によって捉え方が異なります。発表では、一般的な定義や理想像の説明にとどまるのではなく、自分自身の経験や考えてきたことにも続いて、リーダーシップをどのようにとらええ、どのように実践してきたか、その人の話として語ることが大切です。そのうえで、これからどのようにリーダーシップを発揮していきたいかをお話ししてください。

(1)将来どのような(何をする)professional になりたいか

例えば

  • 職種
  • 成し遂げたいこと
  • 何を通して社会に貢献したいか

(2)どのようなリーダーシップが自身に必要なのか

  • 上記(1)との関係(なぜ、そのリーダーシップが必要なのか)
  • 自分にとってのリーダーシップの具体的な中身
  • どんな場面で、どのように実践したか(エピソードや具体例)
  • その中で気づいたことや学んだこと

(3)自身の研究活動とToTALでの活動との関係

  • 研究活動の概要
  • ToTALでの活動が研究活動に与えた影響

(4)今後行いたいこと

現時点で見えてきた、リーダーシップに関する次の目標など

※注意: 発表を通して、上記のような内容が理解できるように構成を考えてください。順番はこの通りである必要はありません。

3.コツ

(1)ToTAL登録時と現在の考え方の違いを言うと説明しやすい。

(参考:Jerome Silla さんのスライド)

(2)自身の考えに至った一つの具体的な理由として、ToTALで行ったことを説明すると説得力が増す(個人の経験に裏打ちされている事で、論理性が示せる)

(3)リーダーシップで一般的に使われている言葉(人間力、決断力、実行力、人を巻き込む、コミュニケーション力、マネジメント等)は、その中身が具体的に説明出来ないのなら使わないほうがよい。

4.発表までに行なってほしいこと:Dry-runの日程調整および告知

学外アドバイザーへのプレゼンの前(2週間程度前)に、ToTALの学生や教員にプレゼンをして意見・アドバイスを聞くdry-runをアレンジ、告知する。

山田、渡邊、松崎が出席してフィードバックしますので、日程調整の連絡をとってください。 また、ご自身が意見、アドバイスをもらいたいと思う学生に、ご自身で声掛けをして出席をお願いしてください。 自分自身にできること、やりたいことを整理する機会は、今後何度も必要とされることになります。 他の人のコメントをもらって振り返るよい機会として利用してください。