ワークショップ概要

「デザイン思考」だけじゃない!「未来洞察」は英語ではFuture Foresightと呼ばれ、VUCA時代の未来予測や不確実性マネジメントの考え方として欧米を中心に広がり、国内ではイノベーション創発のための方法論として、「デザイン思考」とは異なったアプローチとして、民間企業や行政・自治体において活用されています。

現状の延長線上で発想する「FORECAST」とは異なり、未来の可能性を複数想定してから、そこまでの道筋をシナリオとして考えるため,「BACKCAST」で戦略を軌道修正する方法論とも言えます。それゆえ「未来洞察」においては、慣れ親しんだ既存のものの見方や関係性を批判的に疑い、創造的に壊してゆくバイアスブレイキングやリフレーミング(課題の再定義)にチャレンジするマインドセットが重要になります。 不確実な変化の兆しを捉えるホライゾンスキャニング手法と強制発想(ブレインストーミング)とを駆使し、未だ誰も考えなかったような10-15年後の未来を主体的にデザインしていく。そのための思考ツールとなる未来洞察を体験的に学習してください。今年度も、1月-2月の4回コースです。

日時第1回:2024年1月29日(月)18:00-20:00
第2回:2024年2月5日(月)18:00-21:00
第3回:2024年2月10日(土)13:00-18:00
第4回:2024年2月11日(日)13:00-18:00
場所大岡山キャンパス 南4号館2F S4-202
定員25名程度
参加申込資格学士課程学生・大学院生
使用言語日本語/英語
ワークショップ・ファシリテーター株式会社日本総合研究所 未来デザイン・ラボ
ディレクタ/プリンシパル 粟田恵吾
コンサルタント 松木繁季
コンサルタント 藤本一輝
参加申込https://forms.gle/wftgyD5KA4PfRs6f8

社会課題の未来 ~社会課題を自分事化した「マイ社会課題」の探求~

・社会課題と聞いて、あなたはどのようなものを思い浮かべるでしょうか?少子高齢化、フードロス、異常気象など様々なものがありますが、これらの社会課題に対しては、「身近に感じられない」、「解決に関わりたいけど、どうしたらいいかわからない」等、社会課題の解決を自分事として捉えている人は多くないかもしれません。

・そこで、本ワークショップでは、参加者の皆さんが普段感じている身近な問題や困りごとなどを起点に、未来の不確実な変化にも目を向けることで、これまでとは違った目線で社会課題を捉えてみます。その中で、自らが今後も積極的に関わっていきたいと思えるような「マイ社会課題」を探求します。

・「マイ社会課題」について、未来洞察の手法を活用することで、誰かが考え、定義した社会課題ではなく、自分自身がワクワクしながら取り組みたくなるテーマや、実現してみたいアイデアを発想し、自らが思い描く理想的な未来を切り拓く手掛かりをつかみましょう。


株式会社日本総合研究所
未来デザイン・ラボ
ディレクタ/プリンシパル 
粟田恵吾


株式会社日本総合研究所 
未来デザイン・ラボ
コンサルタント 松木繁季


株式会社日本総合研究所 
未来デザイン・ラボ
コンサルタント 藤本一輝

問い合わせ先

質問・相談はいつでも受け付けます。
リーダーシップ教育院 特任教授 山田圭介
e-mail address: yamada.k.be@m.titech.ac.jp
Office: S6-309B