2日間のワークショップで、シナリオプランニングの概要を学び、2回のシナリオ作成演習を行いました。
シナリオプランニングは、複数の未来の状態があり得る中、それぞれの起こる確率を見積もるのが困難な状況を扱える方法の一つです。未来が不確実であるという前提のもと、複数の可能性を検討し、対話を通して未来像の幅を広げます。複数の未来シナリオにおいて目指したい姿を考え、そこから逆算して、今やりたいことを検討します。
概要
科目名 | Fundamental Group Work for Leadership I, II Master’s/Doctoral Essential Group Work for Leadership |
ファシリテーター | 新井宏征 株式会社スタイリッシュ・アイデア 代表取締役 (コ・ファシリテーター:竹ノ内壮太郎、長谷部可奈) |
開催日時 | 2024年05月11日(土) 10:00-18:00 2024年05月18日(土) 10:00-18:00 |
開催場所 | S4-202, 大岡山キャンパス |
ファシリテーター

Day 1
授業で初めて顔を合わせる学生も多いので、時間をかけて自己紹介をしあいました。その後、未来洞察の様々な方法と位置づけや、シナリオプランニングの概要を学び、最後に、テーマと調査資料がある状態からシナリオを作るワークを行いました。



シナリオプランニングの本を読む


Day 2
テーマ検討、調査、シナリオ作成、対応策検討まで、シナリオプランニングのプロセスをひとととおり行いました。今回は3グループがそれぞれ以下のテーマに決めてシナリオを作りました。
- Green Metropolis Initiative (2040, Tokyo)
- Use of Space (2040, Worldwide)
- Start-Up Ecosystem Development (2034, Japan)




参加者の感想
- 普段は考えないような軸で物事を考えられて良い機会になりました。
- 2日目は、とても充実して楽しかった。特に、最終的に達したアクションが初めからは全く想像できなかったものになったところが面白かった。
- The workshop was extremely informative and insightful. The practice of “Scenario Planning” and “Future Dialogue” can be applied not only at the corporate level but also on a personal level.
(報告者:松崎由理)