東京科学大学 リーダーシップ教育院
教育院長 / 教授
秋山 泰 (Yutaka Akiyama)
生命情報科学、IT創薬、 スーパーコンピューティング
私自身は、電気工学、並列計算機、ニューラルネットワーク、ゲノム 配列解析、計算創薬と、仕事の領域を少しずつ広げてきました。 一つの分野でしっかり働いた上で、異分野の輝く方々と協働 する経験をもつと、当初は想像もできなかったような選択肢が 次々に広がっていくと思います。
副教育院長 / 教授
店橋 護 (Mamoru Tanahashi)
乱流物理、反応性気体力学
主にオフキャンパス・プロジェクトを 担当しています。異なる文化・習慣・価値 観などを体 感することで、国際 感覚、 コミュニケーション力、リーダーシップ力 が醸成されることを期待しています。
木山 ロリンダ (Lorinda Kiyama)
日本文学、臨床心理学
日本古典文学・文芸の博士課程を経て から、心理学の博士号をとった。文学と 心理学の交差点、つまり「物語」・「劇」 を研究している。分野を超えた研究が 好き。
教授
佐久間 邦弘 (Kunihiro Sakuma)
運動生化学、運動生理学
運動生理学を専門として、加齢性筋萎縮症(サルコペニア)のメカニズムについて研究しています。運動実技や演習で培ったリーダーシップの経験から、学生同士の学び合いをサポートできたらと思います。
眞嶋 俊造 (Shunzo Majima)
倫理学・応用倫理学
私の専門は倫理学で、専門職倫理や研究倫理 を含む、応用倫理学諸分野における研究と教 育に携わってきました。リーダーシップに求め られる要素の一つに倫理観が含まれます。な ぜ倫理観が求められるのか、そしてどのような 倫理観が求められるのか、共に探っていきま しょう。
准教授
安納 真理子 (Mariko Anno)
音楽学、能楽・能管、英語
私はこれまでの経験から、異なる文化の間でバラ ンスを取る方法を学びました。日系アメリカ人であ る私は、文化の「はざま」に生きており、United States Peace Corps(アメリカ平和部隊)のボラ ンティアメンバーとしてモロッコに滞在したり、「英 語能」の研究で世界各国を訪れたりしました。優れ たリーダー/ファシリテーターとなり、社会および 文化に影響を与えるために何ができるか、ディス カッションを通して皆さんの学びを導きます。
講師
榎原 実香 (Mika Ebara)
日本語教育、言語学、日本語学
日本語という言語を通して、様々な分野や 文化に触れ、視野を広げてきました。本教育院でも、ことばや専門の壁を越えた学生同士の学び合いをサポートしていきたいと思います。
河西 棟馬 (Toma Kawanishi)
技術史
近現代の科学技術社会において工学の対象はモノだけでなくヒトも含みます。したがって、リーダーシップやマネジメントは技術史においても無視できない重要性を有しています。技 術史 家として、科 学技 術時 代のリーダーシップについて考える材料を提供できればと思います。
特任教授
山田 圭介 (Keisuke Yamada)
リーダーシップ、マーケティング、マネジメント
三菱商事(株)で約30年の事業経験の後、本学グローバルリーダー教育院で8年間リーダーシッ プ教育に携わってきました。世界最先端のプログ ラムを通して、皆さんが自身の評価軸、目指した い事、やりたい事、を社会に説明でき、それらを 気概を持って設定できるリーダーシップ・アント レプレナーシップの養成をサポートします。
特任准教授
松崎 由理 (Yuri Matsuzaki)
システム生物学
様々な分野の専門家が集まる融合領域で研 究してきました。失敗だらけでしたが、自分の 目指す方向もその中から見えてきました。 ToTALの学生には、専門分野に精通するの みならず、異質なものに自分を開く経験を積 み、まだ見ぬ世界で何かを起こせる力を蓄え てほしいです。
渡邊 真由 (Mayu Watanabe)
紛争解決手続(交渉、メディエーション)、リーガルデザイン
紛争解決手続が専門で、交渉やメディエーションといった授業を担当してきました。交渉を学び、実践をするとコミュニケーション力が向上します。リーダーに不可欠な交渉力や対話力を身につけることで物事の見え方が変わってきます。みなさんが楽しみながら学ぶお手伝いをできればと思います。
永岑 光恵 (Mitsue Nagamine)
心理生理学、精神神経内分泌学、ストレス科学、健康科学
任期 2022-2023
心理生理学を専門として、ストレスを通して心身の関係を明らかにする実験や調査研究に取り組んでいます。リーダーシップを「ストレスを知り、活かす!」、という観点から皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
渡邉 暁 (Akira Watanabe)
スペイン語教育、ラテンアメリカ地域研究、移民研究、1999-2001 チェス日本チャンピオン
リーダーシップなんて自分にはあまり縁がないと思っている方も、いつかそれを発揮しなければならない時が来るかもしれません。スペイン語という科目を運営する今の私が、まさにそんな感じです。それをはじめとする自分のこれまでの経験について、皆さんとお話できたらと思っています。
嘉村 賢州 (Kenshu Kamura)
ファシリテーション、リーダーシップ、組織論(ティール組織)
任期 2018-2023
私はこれまで、まちづくり、組織開発、新事業開発など様々な分野で人と人が対話して関係性を築き、共に創造する場をファシリテーターとしてサポートしてきました。現場経験を通じて学んだファシリテーションやリーダーシップの技術を皆さんにも提供していきたいと思います。
小泉 勇人 ( Yuto Koizumi)
16-17世紀イギリス文学、シェイクスピア劇の映画化、映画を用いた英語教育、学術的文章の技術と指導法
任期 2019-2022
専門の研究活動に加え、本コースにおける学生の積極的な学術活動を支えることが出来ればと思います。
髙橋 将記 (Masaki Takahashi)
栄養生理学、運動生理学、時間栄養学、スポーツ栄養学
任期 2021-2022
栄養・運動・体内時計の観点から健康の維持・増進に寄与する研究をしています。専門の研究はもちろんのこと、本教育院での学びや気づき、また出会いを大切にしてもらえればと思います。
小松 翠 (Midori Komatsu)
異文化間教育、異文化間心理学、異文化間コミュニケーション、日本語教育
多様な文化的背景や専門を持つ学生同士の協働は、他者を知るだけではなく、自分自身を再発見する機会となります。ToTALで自分らしい、オーセンティックなリーダーシップを身につけましょう!
教育院長 / 副学長(教育運営担当)
井村 順一 (Jun-ichi Imura)
制御理論と、そのスマートグリッド、交通システム、バイオシステムへの応用
任期 2018-2021
大規模複雑ネットワークシステムの制御理論研究を中心に、新世代の社会システム設計や生体システム制御への応用を専門にしています。
西田 亮介 (Ryosuke Nishida)
社会学、公共政策学
メディアと政治、政治的影響力の関係を専門にしています。主に裏方として、皆さんを全力でサポートします。
丸山 剛生 (Takeo Maruyama)
バイオメカニクス、ヒューマンダイナミクス、生体情報、スポーツ工学
任期 2020-2021
生体の運動や動作を解析し,生体の動作特性と環境との相互作用を研究しています。答えのない課題に挑戦しもがきながら,幸運な偶然を手に入れる機会を得て,創発する楽しみを共有しましょう。
中野 民夫 (Tamio Nakano)
コミュニケーション論、ワークショップ、ファシリテーション、参加型の場づくり、マインドフルネス
任期 2018-2020
余計なことをしないで、何の人生でしょうか?世界は広い。ここで仲間と出会い、世界を旅し、たくさん恋して、大きな志を抱こう!
三ツ堀 広一郎 (Koichiro Mitsubori)
フランス語フランス文学、比較文学、文芸翻訳
任期 2019-2020
専門領域はフランスの近現代文学ということになりますが、文芸翻訳にも関心をもっています。言葉の世界の奥深さに、いつも驚きっぱなしです。
Martin Meldrum (Martin Meldrum)
教授法(技術英語)
ビジネス、教育分野の両方で、起業や、新規学部、プロジェクトの創立に関する長年の経験があります。ファシリテーターおよび教育者として、国際的で高度な技術分野のコミュニケーションに特に精通しています。
札野 順 (Jun Fudano)
科学技術倫理、科学史、科学技術 社会論、ポジティブ心理学、 ポジティブ教育
任期 2018-2019
石原 由貴 (Yuki Ishihara)
言語学
任期 2018
世界には多くの異なる言語がありますが、それらには共通する特徴があります。そのような言語のもつ多様性と普遍性とに興味を持ち、英語や日本語などの言語の文法を研究しています。言葉を知ることは人間の心を知ることにつながります。グローバルライティングの授業では、学生のみなさんの疑問を大切にしながら、一緒に楽しく英語を勉強していきたいと思っています。
安德 万貴子 (Makiko Antoku)
近現代ドイツ・オーストリア文
「我をうしなった者が、我をなくしてなにをもてるだろうか? 他人の心のなかに我が生きているとしたら、それこそが最も真実の、最も深い我なのだ。」ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー