日程・会場1) Information sharing on Men’s Lib by Koki Ono
Wednesday, Nov. 22, 17:30-19:00 @ S6-305, Ookayama and Zoom

2) Dialogue
Friday, Nov. 24, 18:00-20:00 @S4-202, Ookayama

*2 は対⾯のみ(性別による参加制限は⼀切設けません)
企画・進行小埜功貴 (ToTAL 学生)
使用言語日本語(英語による質問は可能)
参加申し込み他のワークショップとまとめて申し込み –> 授業・ワークショップ のページ参照
このワークショップに単体で申し込み –> 下記参加フォームに入力

概要

かつて,ウーマンリブという女性差別の撤廃や格差の是正を主張する社会運動がありました。当時の女性たちは自身が被っていた抑圧体験や苦しみを言語化し共有する「話し合い」の場を設けることによって,「自分だけの悩み」だと思っていたことが実は「社会の問題」であるということを明らかにしてきました。これを男性の側に持ち込み,男性の特権性や加害者性,そして男性ならではの「生きづらさ」を語り合ったのが「メンズリブ」という場です。

現代は性別問わず「男らしさ」がまだまだ暗に求められる時代といえます。そこで,メンズリブという場を東工大のToTALで開き,自身をとりまく「男らしさ」について話し合ってみようと思います。語り合いのテーマは「マチズモ」(=マッチョな考え方や価値観,強さを求める思想)です。普段の生活を生きていくなかで,そして研究活動や就職活動を行うなかで求められる,または応えようとしてしまうマチズモについて自身の経験を語り合いましょう。参加者の性別は男性に限定せず,全ての方に開かれています。

各回の内容

事前レクチャー回

11/22(水) 17:30-19:00 @東京工業大学 南6号館305(S6-305)&Zoom
日本のメンズリブの歴史を整理しながら,1991年からおよそ20年近く活動してきた「メンズリブ研究会」が発行してきた機関誌を読んで,当時の参加者がどのようなエンパワーを貰っていたのかについて見ていきます。また,主催者(小埜)のメンズリブグループへ参加してきたことの経験や思い出を紹介します。

対話回

11/24(金) 18:00-20:00 @東京工業大学 南4号館202(S4-202)*対面のみ
メンズリブで行われている対話を実践する。テーマは「マチズモ」(=マッチョな考え方や価値観,強さを求める思想)。学生の参加者は普段の研究や就職活動,社会人の方は職場など,日常に取り巻いているであろうマチズモについてお話してみましょう。

企画・進行: 小埜功貴

環境・社会理工学院社会・人間科学系/コース博士後期課程 (D2)
ToTAL3期生
専門分野は社会学,ジェンダー研究,男性学・男性性研究

問い合わせ先: 松崎由理(matsuzaki.y.ad [at] m.titech.ac.jp)