ToTAL の授業にも参加してくださっている新倉梨加さん企画のイベントをご紹介します。どうぞご参加ください。
東工大では、誰もが分け隔てなく学び働く場を創造することを目指して『SOGIガイドライン』が策定されるなど、ダイバーシティをめぐる活動が活発になっています。こうした流れの中で、昨年から女子トイレおよび多目的トイレに生理用品の設置を開始しましたが、より多くの人の理解と合意のもとでサービスを維持していくために、生理用品の提供の今後の展開を考えていく必要があります。
そこで今回は、生理に加えて広く皆さんの「トイレのお悩み」について話すことで互いの視点を発見し、身近な事柄からダイバーシティを考えることを目指すワークショップを開催します。「生理用品忘れて困った談」「トイレの個室使うのに抵抗がある談」などなど、悩みも困った体験談もアレコレ話してみませんか?
もちろん、話したくなければ話さなくてもOK。相手へのリスペクトを持ち、繊細な話題についてはこの場だけにとどめます。このワークショップは「いろいろ話しても、大丈夫」な場所です。あなたの“普通”が誰かの“驚き”かもしれません!
日時・会場
Date | 2024年2月22日(木) 18:00-20:00 |
Venue | 緑が丘6号館 多目的室1, 大岡山キャンパス (Map) |
Language | 英語・日本語 |
Eligibility | どなたでも参加いただけます! |
企画

新倉 梨加
環境・社会理工学院 建築学系 博士後期課程2年(那須研究室)。西5号館の計画に携わるなかで、女子トイレの設計を担当した際に、「ハード面だけでなくソフトの面でも学生の生活サポートがあるべき」と考え、学内での生理用品提供プロジェクトを立案。学生支援課と協働し、2度のトライアルを経て今秋学期より常設化。「2023年度・東工大学生スタートアップ支援」採択。
ゲスト講師

沢田 直美
困っている人の「言えなかった」をカタチ(調査結果、論文、活動)に変えて、社会のみんなで解決できる未来を目指し、わたしの暮らし研究所を設立。生理用品ケース「せりぽん」を会話のフックと、みんなで語りやすいしくみを実践する機会としてLAQDAプロジェクトを展開。「経済産業省 令和4年度 フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」採択。
構成
Agenda
- パート1(15分):トーク
- ワークショップ概要、東工大における生理用品提供の紹介(新倉)
- 生理用品設置を”きっかけ”に対話するLAQDAの事例(沢田)
- パート2(90分):ディスカッションとワーク
- トピック1:あなたの「トイレのお悩み」は何ですか?
- トピック2:生理のあれこれ談義
- まとめ(10分)