事業アイデアを提案し、グループで、その事業性を検証する


概要
本科目では、アントレプレナーシップ教育の3つの段階;「動機付け・意識醸成段階」「コンピーテンシーの形成段階」「社会実装段階」のうち、最後の「社会実装段階」に位置付けるプログラムです。事業を作り出すには、問題点の抽出と課題の設定、新たなアイデア、プロトタイプの開発、ユーザーへの共感、仮設の検証、社会のトレンドやニーズ、ビジョンの共有など、いわゆる「リーダーシップ」「アントレプレナーシップ」の要素を論理的かつ総合的に発揮する必要があります。
本プログラムでは、これまでみなさんが培ってきた「リーダーシップ」「アントレプレナーシップ」を発揮して、新たな価値を社会に実装する知見を養うのに、最適なプログラムです。
論理性で合意形成を図りながら進める、約2ヶ月間のチームプロジェクトであるリーン・ローンチパッド・プログラム(LLP)で、、将来的に起業を含めたビジネス領域に進もうとされている方はもちろん、アカデミアでの研究に進まれる方も、新たな価値の社会実装を体験してください。
尚、「リーン・ローンチパッド・プログラム(LLP)」は、米国シリコンバレーの連続起業家であり、スタンフォード大学で教鞭をとっているSteve Blank氏が提唱したメソッドです。
プログラム詳細と説明会参加希望の方は下記から:
📂 カテゴリー | イニシアティブ、イノベーション、モチベーション |
📌 キーワード | 課題設定、仮説検証、起業、ニーズのメカニズム |
🎯 目的 | ・事業の本質(自身のアイデアに価値があり、かつ、ユーザーがいること)を体感を持って理解する ・「切実なニーズ」を持つ顧客の発見とビジネスプランの作成 ・自身の「リーダーシップ」「アントレプレナーシップ」を発揮して新たな価値の社会実装の知見を得る |
🌐 言語 | 日本語(英語サポート可) |
👥 対象 | 大学院生・学部生 |
🗓 開催形式 | 約2ヶ月間 2週間おき7回(2日間合宿、授業時間外活動あり) |
✅ 開催実績・予定 | Session 0: Thursday, May 8, 2025, 18:00-21:30 Selection Pitch Session 1: Saturday, May 31 – Sunday, June 1, two-day camp 10:00-18:00 Session 2: Friday, June 13, 18:00-21:30 Session 3: Friday, June 27, 18:00-21:30 Session 4: Thursday, July 10, 18:00-21:30 Session 5: Friday, July 25, 18:00-21:30 Session 6: Monday, August 4, 16:00-19:00 2013年より毎年開催 |
📍 会場 | S4-201, 202, 203, 大岡山 |
🌟 こんな方におすすめ | ・自身の「リーダーシップ」「アントレプレナーシップ」を発揮してみたい方 ・将来、起業を含めた「ビジネス」に進みたい方 ・自身の研究を、社会的価値に実装してみたい方 |
📊 ポイント数 | – |
🎟️ 定員 | 20-25名 |
主な内容
- 新製品(新サービス)の提案とチームビルディング
- 商品の明確化と商品価値仮説(ビジネスモデルキャンバス)
- 活動報告とMinimum Viable Products(MVP)
- 活動報告と収益モデルの構築
- 活動報告とスケーラビリティをデザインする
- 活動報告とビジネスプラン化
- デモ・デイ及びSteve Blank賞選出
注意点
- 本科目は通常5月中旬から開始しますが、プログラム自体が、ある程度本格的な「新事業創出」プログラムでもあることもあり、開始前に(1)提供する新製品(新サービス)の作成、(2)チームの組成等の準備が必要ですし、開始直前に参加チームの決定(選抜)を行います。
- 参加を検討している方は、毎年2月に開催する第1回説明会に参加するなど、早めの準備開始を推奨します。
ファシリテーター

堤 孝志 Takashi Tsutsumi
スタートアップブレイン株式会社 代表取締役
(https://startupbrain.jp/)
事業化プロセスを活用してスタートアップの投資育成を行うインキュベーションプログラムを運営する。総合商社、シリコンバレー及び国内のVCでの通算20年以上にわたる新規事業の立ち上げとベンチャー投資の経験と、「顧客開発モデル」等の事業化手法の知見とをブレンドした経営支援が強み。訳書に「アントレプレナーの教科書」等がある。
過去の開催実績
参加者の声
- ビジネス成功のためのロジックを学べるだけでなく、活動を通じて、チームマネジメント力やリーダーシップ力も試すことができる良い機会です。実際には試行錯誤し、失敗もありましたが、自分やチームを客観視し、本講義の意義や学びに気づくことができました。多くの学生が参加し、この機会を活用して多くの学びや気づきを得てほしいです。(M1)
- 新しいビジネスを考えるにあたり、大切なことは主に次の3点だと考えています。それらは、「他のサービスでは実現できない何らかのオリジナリティーを創造すること」、「確実にEA(Early Adopter)となる人を見つけること」、「EAとなる人が本当に解決したい課題を解決できるサービスを自分たちで制作できること」です。(M1)
イベントレポート
連絡先教員
山田圭介(リーダーシップ教育院 特任教授)
📩 yamada.k.9f82 [at] m.isct.ac.jp