2023年12月1日に大岡山キャンパスで開催された「第2回博士のキャリアセミナー~東工大博士の先輩が語る私のキャリア設計~」に,本学卒業生/ToTAL修了生のKabir Shahriar(カビールシャリアル)さんが登壇し、大学時代に行った就職活動などについて日本語で話されました。
Kabir Shahriarさんは,今年3月に本学の博士後期課程(工学院電気電子系電気電子コース)とToTALを修了し,現在株式会社リコーに勤務されています。


Kabir Shahriarさん
会場の様子
本セミナーは、博士のキャリアについて、民間企業やアカデミア、起業など、多様なキャリアに進まれた東工大博士の先輩の方々から 直接話をきける貴重な機会として、高度人材育成博士フェローシップ事務局が主催、学生支援センターとイノベーション人材養成機構が共催し、開催されました。Kabirさんのほかに4名の方が講演をされ、参加者からの質疑応答に対応しました。
Kabirさんは「未踏の道―大学の研究とは違うことをやりたい人へ」と題した講演の中で、1)在学中に感じたこと・やったこと、2)入社してから感じていること、3)今から準備できること、の項目にわけ、ご自身の経験を踏まえ、講演されました。
【講演の主な内容】
1)在学中に感じたこと・やったこと
・在学中に感じていた不安、就職活動を行う上で困ったこと
・日本で企業に就職しようと考えた経緯
・自身の就職活動のスケジュール
2)入社してから感じていること
・大学での研究と企業での仕事を行う上での違い
・職場で自身に求められていることと現在の目標
3)今から準備できること
・就職活動に向けて準備できること
・本学で活用できる就職活動に役立つシステムやイベント
(イノベーション人材育成マッチングシステム(IDM),Dr’s K-meetなど)
・後輩へのメッセージ
参加者からは、以下のような意見が寄せられました。
・実際に社会で活躍されている年齢や業種が多様な方々の話を聞くことができて非常に参考になった
・博士号を取得後に色々な選択肢があることが知れた
・博士期間何を考えるべきか、もっておくべきマインド、就活のタイミング、キャリアパスと博士の強みなどについて知ることができた
Kabirさんと本学博士後期課程の学生の皆様の今後のご活躍をお祈りします。