2026年7月21日(火)、7月28日(火)および8月4日(火)に、アントレプレナーシップ醸成ワークショップ「デザイン思考入門」を開催しました。

該当するアントレプレナーシップ科目ENT.V201 学士価値創造グループワーク基礎A(0-1-0)
ENT.L501 修士アントレプレナーシップ・グループワーク特論(0-1-0, GA1M)
ENT.L505 修士アントレプレナーシップ・グループワーク基礎(0-2-0, GA0M/GA1M)
ENT.L601 博士アントレプレナーシップ・グループワーク特論(0-1-0, GA1D)
ENT.L605 博士アントレプレナーシップ・グループワーク基礎(0-2-0, GA0D/GA1D)
TAL.S505/509 社会課題の認知ワークショップA/C(0-1-0, GA0M)
TAL.W502/503 リーダーシップ・グループワーク基礎 I/II(0-2-0, GA0M/GA1M)
ファシリテーターメイン講師:デジタルサーフ株式会社代表取締役 飯盛豊、沢井和也
開催日時全3回
第1回:2026年7月21日(火) 17:15-18:55
第2回:2026年7月28日(火) 17:15-18:55
第3回:2026年8月4日(火) 17:15-18:55
開催場所大岡山キャンパス 南4号館 S4-202

メイン講師:飯盛豊さん

サブ講師:沢井和也さん

概要

デザイン思考の5つのステップ;共感(Empathize)、問題定義(Define)、概念化・アイデア出し(Ideate)、試作(Prototype)、テスト(Test)を、通し、その本質である「Creative Confidence」および「User Centric」のマインドセットを理解する。

内容

テーマ

キャンパスの「捨てる体験」をデザインせよ
「分別ルールがあっても、⼈が迷わず⾏動できるとは限りません。
その迷いは、⼈の意識だけでなく、モノ・表⽰・ルール・設備とのズレから⽣まれます。
本授業では、キャンパスでゴミを捨てる瞬間を観察し、迷いが⽣まれる理由を発⾒します。そして、⼈が⾃然に適切な⾏動を 選べる「捨てる体験」をデザインします。」

<1日目>

● はじめに5,6人のグループの中で自己紹介を行い、チーム名を決めた。
● 講義室内を歩き回り、たくさんの人と「捨てる体験」についてインタビューしあった。その後、インタビューで得た気づきをチーム内で共有した。
● 次週への取り組みとして、各自でキャンパス内の「捨てる瞬間」を観察するフィールドワークを行った。フィールドワークでは、捨てる人が何を見て、どう迷い、最終的な判断をしたのかに注目した。

<2日目>

● まずは、各自のフィールドワークで得た情報を付箋に書き出してチーム内で共有した。その後、似た内容の付箋をグルーピングし、チームで重要な「問い」を1つ選んだ。
● 選んだ問いから問題文をつくり、そこから「人が、思わず行動してしまう」アイデアを発想した。最後に、アイデアを落とし込んだプロトタイプのスケッチを行った。
● 次週への取り組みとして、各自でプロトタイプのスケッチを身の回りの人に見せて、意見を集めた。

<3日目>

● はじめに、プロトタイプのスケッチから得た意見を、良い点・悪い点・疑問点に分けたフィードバックマップを作成した。
● 得た学びをいかして、再び「人が、思わず行動したくなる」アイデアを考えた。このアイデアをもとに、身近な材料を使ってプロトタイプを作成した。
● 最後にそれぞれのチームのアイデアとプロトタイプを全体で発表しあい、いちばん「思わず行動したくなる」アイデアを決定した。


感想

● プロトタイプのスケッチを行うまでは議論が停滞してしまっていたが、スケッチを始めると新しい提案や改善案がどんどん出てきたことから、アイデアを視覚化することの重要性を感じました。また、プロトタイプを実際に作る際にはチームの団結をさらに感じることができ、アイデアを形にすることや協力して作業することの楽しさを実感できました。
● 色々な学年や専攻の人とチームを組んで活動することで、ひとりでは思いつかないようなアイデアを構築することができたと思います。また、自分の世界を広げることにも繋がりました。
● 普段何気なく行っている「捨てること」に再注目する経験を通して、日常にひそむ新しいアイデアや可能性を感じることができました。

報告者

環境・社会理工学院融合理工学系、B2、横田結