4月21日の18:00〜20:00、Taki PlazaのワークショップルームでToTAL第1回登録生交流会を開催しました!感染症の流行状況を鑑み、延期となっておりましたが、今年度に入って対面形式で行うことができました。このイベントは、学生のファシリテーターを中心に企画を行い、お互いを知り、ゲームを通じて新しく出会う人と仲良くことを目的としたイベントです。また、登録生交流会と銘打っていますが、ToTALの登録生に限らず、4月に入学した新入生も参加してくださいました。以下では、本イベントの内容を、順を追って紹介してまいります。

1. オフキャンパスプロジェクトのレポート

Meet upイベントの前にMarcos Kunihiro Masukawaさんのオフキャンパスプロジェクトの報告があり、2019年から2021年の間の学生リーダーの経験をもとにお話をしていただきました。内容は、コミュニケーションの課題、チームビルディング、情報共有の大切さといったもので、リーダーシップに強く関連するものばかりで、言語の壁をどのように乗り越えるかなど、勉強になった部分も数多くありました。

   

2. 嘘つき自己紹介

  

ここからMeet upイベントの内容に入っていきます。まずは、アイスブレイクの一環として、嘘つき自己紹介を行いました。この自己紹介では、自分のあだ名(呼ばれたい名前)に加えて、3つの短い自己紹介を書くのですが、3つのうち1つには嘘を書くというものです。はじめに自分の紹介したいことを紙に書き、その後、グループで1人ずつシェアする時に、他のメンバー全員でどれが嘘か?と予想する場面では、参加者一人ひとりの個性が見え隠れして、初めて会う人同士でも、非常にワクワクしながらお互いのことを知れた方が多かったようです。

3. 小埜さんの音楽演奏

 続いては、今年度、博士課程に進まれた小埜さんによるギターの生演奏です。準備期間が非常に短い中、3曲も披露していただきました。弾いてくださった曲は斉藤和義『ずっと好きだった』、錦戸亮『code』、SMAP『夜空ノムコウ』で、どの曲も感情が込められていて、私も含め、参加者は夢中になって聞き入っていました。

小埜さんご本人によれば、極限の緊張感を感じていらっしゃったそうですが、パフォーマンスそのものは緊張を全く感じさせない、迫力満点の演奏でした!

4. マフィアゲームと宝のありか

Meet up最後のイベントは、マフィアゲームという人狼ゲームとほぼ同様のゲームに加えて、黒髭危機一髪ゲームを利用した宝探しの要素を加えたゲームを、2チームに分かれて行いました。宝探しの概要は、マフィアが宝を封筒に隠し、市民は黒髭ゲームでマフィアに勝ち、どの封筒に宝があるかを探し当てるゲームでした。騎士が市民を護衛し続け人数を減らさないチーム、マフィアが襲撃を成功させ次々に人数が絞られていくチームというように、チームごとに個性が出ていました。特に印象的だったのは、両チーム、日本語と英語、言語の壁を超えて「誰がマフィアなのか?」といった議論が非常に白熱していました。

5. 最後に

当初、本イベントの参加者はファシリテーターも含め10人程度だと聞いていたのですが、当日飛び入りで来て下さった方も含め、23名もの方が参加してくださいました。

私自身はファシリテーターの一員として、主にイベントのサポートをしていたのですが、初めて、自ら企画を提案して実行する、時には英語での進行役を務めるといった経験をさせていただき、とても新鮮でした。プログラム前は、「留学生と英語に慣れない日本人学生との間のコミュニケーションがうまくいくのだろうか?」「自分が話す英語が参加者にきちんと伝わるのだろうか?」といった不安もありましたが、周囲のファシリテーターの方々のサポートや、参加者の皆さんが優しく見守ってくださったおかげで、非常に有意義な時間になりました。

昨年度はオンラインで実施された、オフキャンパスプロジェクトの報告会など、感染症の状況次第では、今年度は対面で行うことができる活動も増えていくと思います。そのようなイベントが行われる時や、新入生が入学されたタイミングなどで、今後もこのようなイベントを開催し、ToTAL生に限らず、様々な学生が互いに交流を深め、新しい友人、コネクション作りの場をたくさん作ることができればと思っております。

(文責:渡辺 佑 環境・社会理工学院融合理工学系地球環境共創コース M2、ToTAL4期生)