■1. 日程・場所:

・第1回: 2023年1月16日(月)18:00-20:00 @大岡山S421&S422
     ガイダンス・チームビルディング

・第2回: 2023年1月23日(月)18:00-21:00 @大岡山S421&S422
     未来イシュー統合・スキャニング

・第3回: 2022年1月28日(土)13:00-18:00 @大岡山S421&S422
     想定外社会変化仮説策定・強制発想

・第4回: 2022年1月29日(日) 13:00-18:00 @大岡山S421&S422
     機会領域化・発表

■2. ワークショップ・ファシリテーター:

株式会社日本総合研究所 未来デザインラボ(粟田、松木、木下、蔵谷、藤本)

■3. 参加対象者:

以下のいずれかの方:
(1) 1. の全日程に参加可能な方
(2) ToTAL科目「社会課題の認知ワークショップ」を履修している本学大学院生(単位・GA取得可能
(3) 上記(2)以外の本学大学院生および本学学部生(単位・GA所得不可)
(4) 「越境」プログラム指定イベントに参加したい方
(5) 本学以外の学生(定員に達していない場合)

■4. 参加申し込み方法:

下記Google Formより必要事項をご記入の上、お申込みください。

【参加申込フォーム】 https://forms.gle/XvUUK2SW7BUoJXMNA

■5. 申し込み締め切り:

定員に達し次第、締め切ります。

 

■6. 「未来洞察」ワークショップについて:

・「未来洞察」は英語ではForesightと呼ばれ、VUCA時代の未来予測や不確実性マネジメントの考え方として欧米を中心に広がり、国内ではイノベーション創発のための方法論として「デザイン思考」とともに民間企業や行政・自治体において活用されています(一橋ビジネスレビュー(2019年Aut)にも「新規事業立ち上げ」や「経営」の指針設定方法論として大きく取り上げられています)。

・また「未来洞察」は、現状の延長線上で発想する「FORECAST」とは異なり、未来の可能性を複数想定してから、そこまでの道筋をシナリオとして考えるため、「BACKCAST」で戦略を軌道修正する方法論とも言えます。それゆえ「未来洞察」においては、慣れ親しんだ既存のものの見方や関係性を批判的に疑い、創造的に壊してゆくバイアスブレイキングやリフレーミング(課題の再定義)にチャレンジするマインドセットが重要になります。

・不確実な変化の兆しを捉えるホライゾンスキャニング手法と強制発想(ブレインストーミング)とを駆使し、未だ誰も考えなかったような10-15年後の未来を主体的にデザインしていく。そのための思考ツールとなる未来洞察を体験的に学習してください。

■7. 今回のテーマ「 “ウェルビーイングな生き方”の未来」について:

・「ウェルビーイング」とは「ある人にとっての善い状態」であり、特に心身の健康を意味する概念ですが、これまでのGDP中心の「幸せ」の指標に身をゆだねるのではなく、私たち一人ひとりが自らのウェルビーイングの意味や価値を考え、探索していくことが求められています。また、ウェルビーイングは個人の幸せにとどまらず、社会、ひいては地球全体の「善い状態」とは何かを考えるべきものだとされており、SDGsなどビジネス分野での関心も高まっています。

・ウェルビーイングの概念を取り入れると、私たちの生き方はどのように変化していくでしょうか?これまでの働き方やパートナーとの関係性、時間やお金の使い方なども変化していくと考えられますが、近年では「終活」という言葉が浸透してきているように、「死に方」を起点に生き方を考えることも重要かもしれません。

・このようなウェルビーイングな生き方の未来について、未来洞察を活用して考えてみましょう。参加者の皆さんが感じる身近なウェルビーイングな体験を起点にしつつ、その想定外な変化にも目を向けることで、これまで議論されたことがないような新たなウェルビーイングな生き方の可能性を洞察してみたいと思います。

■8. 問い合わせ:

東京工業大学 リーダーシップ教育院(ToTAL)
特任教授 山田圭介
email: yamada.k.be [at] m.titech.ac.jp
tel: 03-5734-2323